第26回福井県JA大会

大会決議

『福井県JAグループの目指すべき中長期ビジョン』に関する決議

ロシアのウクライナ侵攻をはじめとした不安定な国際情勢や、気候変動による大規模災害の頻発化、新型コロナウイルスの感染拡大など、地球規模で様々な問題が発生し、誰もが将来への不安を抱えている厳しい状況である。

このような情勢を背景に、農業分野においても、肥料をはじめとする生産資材の高騰や、農産物価格の低迷により、地域農業の存続が危ぶまれ、将来の見通しが立たない状況にある。

このように先が見通せない厳しい状況にある中でも、本県JAグループの提供する事業サービスや組織活動を通じて、組合員の農業や暮らしに「夢」や「希望」をつないでいくための明確な将来ビジョンを描く必要がある。

そのため、本県JAグループでは、5年後、10年後を見据えた「福井県JAグループの目指すべき中長期ビジョン」を確立し、それを実現するための方策として「福井県のJAグループ未来づくり戦略」を策定した。

今後、我々は、この中長期ビジョンの実現に向けて、役職員が一丸となって、その意思と総力をここに結集し、これを着実に実践していく。

  1. 「福井県JAグループの目指すべき中長期ビジョン」を確立し、組合員の意思結集と役職員の意識改革を図る。
  2. 「福井県のJAグループ未来づくり戦略」の着実な実践を通じて、次世代につながる持続可能な地域農業と豊かで安全安心な地域社会の実現を図る。
  3. 中長期ビジョンを実現するために必要な経営基盤強化を図るため、本県JAグループが一丸となって効率的な組織運営体制を構築し、組織・事業改革を断行する。

以上、決議する。

令和4年11月14日
第26回福井県JA大会