「食と農でつなごう!地域の協同」の実践に関する決議

組合員農家や後継者の減少による耕作放棄地の拡大など、地域と農業・JAをめぐる環境は大きな転換期を迎え、持続可能な農業の存続が厳しい状況にあります。こうしたなか昨年3月に発生した、東日本大震災や福島原発事故により、人びとがつながりあう「協同」の意義が再認識され、地域のライフラインとしての協同組合が強く求められています。

私たちは、第23回JA福井県大会を開催し「食と農でつなごう!地域の協同」をテーマに、「地域でおぎないあい、つながりあう新たな協同」、「組合員・地域の課題に向き合う協同組合」をめざします。

そして世代交代が進むなかで、多様な組合員にとって魅力ある農業協同組合となるよう、「地域農業戦略」「地域くらし戦略」「経営基盤戦略」を掲げて、これを実践することをここに決議致します。

平成24年11月7日
第23回JA福井県大会